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(旧ブログ名:ただの主婦がブログをはじめてみた)

ハンバーグと幼児との攻防、ゴミ拾いその5

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レンコン入り豆腐ハンバーグ


子どもに人気のメニュー、ハンバーグ。

しかしうちの幼児はハンバーグがそんなに好きじゃありません。

でも母は作る。

なぜか。

ひき肉が安かったからです。


ひき肉でメインとなるとレパートリーの少ないわたしはカレーかタコライスか餃子かハンバーグになります。


カレーもタコライスも最近食べたし、餃子の皮はないしとなると必然的にハンバーグ。


味は普通に食べれるレベルでおいしいと思うのだけど、幼児は食べない。


結局元々小さめに作ったハンバーグを切って小さなミートボール二つ分に減らしてようやく1つ目を口に入れた。

しかし、もぐもぐするけど一向に飲み込まない。

これは幼児にとっての拒否の意思表示。

最終的にいつまでも飲み込まないのをイライラするわたしが「もう出しちゃいなさい」というのを待っているのだ。


でも、もう今までのわたしではない。

まずいわけではないハンバーグ(野菜刻みまくって手をかけたもの)をやすやすと残して、そのあとお菓子を食べるという暴挙は許すまじと、意地でも「出しちゃいなさい」を言わない。


そんなこんなでもう10分は口の中にいれていた。


わたしは仕方なくあるカードをきる。


「今食べてるやつも含めて、残りのおかず食べないならもうおやつは今日はありません」


これだけでは敵は動かず。

なので、次のように畳み掛ける。


「口の中にあるそれ、もし出したら今日はもうYouTube見せないからね」

幼児の表情に変化が。

「残りのおかず全部食べたら、望み通り大きいテレビの画面でYouTubeを見せてあげるよ」


こんな条件出しみたいな育児、したくないのですがね。笑

しかもYouTubeで釣るという。

でも育児はね、そんな綺麗事じゃないのよ…


そこから幼児、一応口はもぐもぐし続けるも、とうぜん口は塞がってるのでいっさい喋らないまま、時間だけ過ぎていく。


もはや食卓の席からは離れ、そのへんを歩き出した。


その間、何回も同じことを言うのは嫌なので母は幼児の食器以外の片付けを始める。


調理で使ったフライパンやら、その日使った幼児の水筒やら

洗えるものは全て洗って終わらせ幼児の元に戻ると

そこには未だにハンバーグを咀嚼し続ける幼児の姿が。


これは、制限時間が必要だ。

この時、すでに30分は経過していた。


再び幼児に語りかける。

「幼児ちゃん、もうママは待ちくたびれました。10分後にアラームがなってもまだお口に残してたらもう今日はおしまい。YouTubeは見せないし、ごはんもおやつも片付けるね」


幼児にYouTubeを見せる時にいつもタイマーの代わりとしてSiriに「10分後にアラーム」と指示しているので、それをそばできいている幼児は時計が読めないけど、10分の時間の感覚は知っている。


ソファーに座り咀嚼をする幼児のとなりでわたしはひたすら待つ。

そろそろかなとスマホのタイマーをみると残り2分だった。

その時。


「あ!あ!」


幼児が大きく何もない口を開けてこちらにアピールしてきた。


残り2分で38分かけて一口のハンバーグを飲み込みました。


しかし、わたしのだした条件はあくまで

残りのおかずも全部食べたら大きな画面でYouTubeだったので

これ飲み込んだだけだとダメだと拒否したら

まー、泣く泣く。笑


もう面倒くさいし、幼児にしては頑張ったので間をとってスマホの画面で10分だけYouTubeを見せました。


YouTube、色々賛否はあるかと思うけど

我が家は時間を守らないなら二度と見せないというのを言い聞かせたらとりあえず動画が終わり次第自分からスマホを返してくるようになったのでそういう範囲内ならオーケーにしてます。


ない時代じゃなくて、ある時代なんだから

柔軟に取り入れなきゃね〜なんて思うけど


ハンバーグひとくちにここまで粘ったわたしは果たして柔軟かというと違う気はするけれど。


結果として昨晩はおにぎりと味噌汁、小松菜と納豆の和え物も食べてたのでハンバーグを1口でも食べたのはよしとしましょう。


***


あれから早朝ウォーキングを続けているものの、やはり目立つゴミはあきらかになくなりました。

相変わらず吸い殻はあるけれど、食べ物を食べた後のパッケージ系はなくなりました。

公園にも足をのばすとすでにシティークリーニングの時に集めたらしき草刈りのゴミとポイ捨てゴミを集めたゴミ袋がありました。


自分がやるようになると、ほかにやってくれている人の存在にも気付きやすくなりますね。

わたしがゴミ拾いを始めた元々のきっかけも、子連れのお母さんが公園で子どもを遊ばせる傍らゴミ拾いをしている姿をみたことがあるからです。

その時のお母さんが言った「子どもをいつも遊ばせてる公園だからね、お世話になってるから綺麗にしたくて」という言葉がとても響きました。


別にみんながみんなしなくちゃいけない!とは思わなくて、手が空いてるひとが出来る時にする。それでいいと思います。


相変わらず夫にも黙ってこのゴミ拾いパトロールはしているので、この秘密感がなんともわくわくして楽しいです。笑


わたしの場合は、なんかいいことが自分に返ってくるかもという下心もありありだけど

これからもできる範囲で続けようと思います。

ゴミ拾い編は変化がない限り一旦最終回ということで!