お弁当の思い出
幼児の弁当
月に一度、幼稚園では手作り弁当の日があり
そしてそれを思い出したのはお弁当の日の前日、寝る前だった(危ない)
なんとか家にある材料で間に合わせ、持たせることができた。
久々の弁当づくりを終えた台所は
主の不手際さが際立つぐちゃぐちゃな有様になってしまったが。
わたしがお弁当づくりという行為をはじめたのは高校生の時。
お小遣いが少ないことが不満だったわたしはこう母親に提案した。
「明日から自分でお弁当つくるからそのかわりお金ちょうだい!」
たしかお小遣いと別に3000円ぐらいもらえたような。
わたしはなんとかこれを趣味のお金に回したいと思い、できるだけ安く材料を手に入れ、差額を小遣いに回してやろうと考えていた。
冷凍食品半額!を狙ってスーパーにいき
メインになったり作るのは面倒ものを中心に
からあげ、スパゲティ、シュウマイ、ハンバーグ、グラタンあたりをまとめ買い。
あとはごはんをつめて、2.3品冷食をつめ、卵焼きだけ焼いて、ブロッコリーをゆでて入れたら完成!
ブロッコリーがほうれん草のお浸しになることもある。
この辺の野菜は冷蔵庫から拝借していた。笑
多分浮いたお金は読みたい漫画あたりに消えていただろう。
今思えば、3,000円未満で(冷蔵庫のものとか米とかは使うけど)弁当用意してたのなかなか頑張っていた気がする。
とはいえ、運動会とか遠足の行事ではお弁当を作ってくれてたのですが
不思議と中身はそんなにかわらなくても
誰かが作ってくれたお弁当って、美味しい。
10数年後、高校生になった幼児や乳児たちに自分でお弁当づくりをしてもらえることを祈りつつ、ここぞというときはお弁当を作ってあげたいなぁと思う母でありました。